
【合格ブログ】英検4級うっかりミスが多い小学5年生の勉強法

「わかっているのに、なんで解答を間違えるの?」
「うっかりミスをする我が子にどんな対応をしたらいいの?」
こんにちは!めぐみ先生です。
英検4級を目指す小学5年生が、合否発表のとき「あっ!」と悔しがる原因は、難問ではなくうっかりミスであることが多いです。
本記事では、現役子ども英会話講師の私がうっかりミスが多い生徒を合格まで導いた経験を公開します。
その経緯からわかったうっかりミスをする子どもに共通する3つの特徴から、克服するための具体的な勉強法、合格に至った実体験や保護者の声までを丁寧に紹介します。続きを読めば、今日から使える簡単な対策が見つかることでしょう。
英検を受験するときに、本当に役立っていくのか不安がある人はコチラに記事も参考にしてください。

- 英検4級を受験するお子様をもつ保護者
- 英検4級を合格するまでの様子を知りたい保護者
- うっかりミスが多いお子様をもつ保護者
- うっかりミスを克服する方法を知りたい保護者

うっかりミスが多い小学生の3つの特徴

お子様のうっかりミスで悩んでいる親御さんは多いと思います。まず始めに、うっかりミスを起こす小学生の特徴を3つ紹介します。

うちの子って、なんでうっかりミスが多いのかな?

そんなうっかりミスをする子の特徴を解説します!
- みなとくん
- 小学校5年生
- 普段からうっかりミスが多い
- 英語にはできる自信をもっている
- 英検5級は1発で合格
- そのため英検4級も余裕だと誤解している

- みなとママ
- 普段からうっかりミスする我が子を心配
- ミスしないように声掛けするも効果がない
- 英検に不合格となり自信を失ってほしくない

解答が終わって最後の見直しをしない

時間が余ってるので見直ししてくださーい!

……..(もうできでるから、大丈夫だな)

みなとくーん、間違ってる答えあるから気づいて。
なぜ注意したのに、うっかりミスが減らないのか?と疑問に思っている親御さんも多いでしょう。
英会話教室でうっかりミスをしている生徒たちの様子を見ていると、見直しをする生徒は、実はほどんどいないのです。
「解答が終わったら、ちゃんと見直しをしなさい」
多くの親御さんはそのようにお子さんに声掛けをしていると思います。しかし、見直すことが習慣化していないので、実際には見直しない子がほどんどなのが現実です。
できることに自信をもっている

僕は英語は得意なんだ!学校の成績もいいもんね!

みなとくんは英語がよくできるから、試験でケアレスミスをするのが惜しいよね!
うっかりミスをしてします子どもの特徴として、英語に自信を持っていることが挙げられます。
要するに「試験なんて楽勝!」と思っている子が多いのです。そのため、簡単にできるという前提があり、慎重にやるという感覚が弱い子が多いのです。
このタイプは実際に英語はよくできるので、普段から褒めてもらうことが多く自信もよく育っています。見直す習慣さえ作れれば、テストでも高得点を取ることができるようになるでしょう。
まずはお子様の自信から育てたい場合は、「英検前にやってみよう!自信がない小学生に親ができる4つのこと」の記事を参考にしてくださいね。
なんとなくや雰囲気で問題を解いている

この解答はこれで合ってるな!

スペルが似ている単語を選択して、間違っているよ….
うっかりミスが多い子はなんとなくや雰囲気で問題を解いていることがほとんどです。なせなら英語にはスペルが似ている単語が多くあるからです。
このようにスペルや音が似ている単語は混乱しやすかったり、読み間違えたり、うっかりミスを引き起こすきっかけになるのです。
うっかりミスを減らしたい!見直しを習慣化するための勉強法

うっかりミスを起こす子どもの特徴がわかったところで、実際にみなとくんがどのようにミスを克服するかを見ていきましょう。
英検4級を合格するために勉強は必須なんだと理解してもらう

英検4級の過去問題を解いたら、あんまりできなかった

4級になるとやっぱり難しくなっているね。ここから頑張って勉強していこう!

そうだよね!英検4級の勉強、頑張るよ!
うっかりミスが多いみなとくんは、もう英語はできると自信をもっていました。そこで、慎重さを与えるために、まず始めに過去問題を解いてもらい勉強の必要性を理解してもらいました。
英検5級は余裕で合格していても、英検4級になってくると長文読解が入ってくるなど難易度は上がっています。
英検4級の勉強を始めるときに、過去問題を解いてもらうことで、力不足を認識したみなとくんは、そこから「しっかりと勉強しなくては」と表情が変わっていきました。
試験でのうっかりミスの重要性を気づかせる

試験の点数が低い子は、どんな子だと思う?

試験問題の答えが、わからない子でしょ?

そうだね!もう一つは、答えはわかってるけど解答ミスをする子なんだよ!

え!そうなの!?確かに点数は一緒になっちゃうね…
うっかりミスが多い子には、必ずこの話をしています。
みなとくんにもこの話をしてあげると、うっかりミスはもったいないことだと認識して、そうならないように努力することを意識し始めたのです。
答えがわかっていること=できていることと認識していると、うっかりミスへの後悔の気持ちが薄くなってしまいます。このようなタイプには相性の良い対策です。
勉強の採点は1度だけ親がしてあげる

めぐみ先生、家でやるべき我が子への勉強サポートはありますか?

はい!あります!
みなとくんの勉強の答え合わせを、1度だけ行ってあげてください。
我が子のうっかりミスの多さを直してあげたい親御さんに、ある日自宅でのサポートを相談されました。
そこで提案したのが、勉強の答え合わせを1度だけ行う方法です。この方法は、子どもたちに緊張感を与え、解答が本当に正解しているかを自分で考える習慣を身につけるためです。
見直し後に丸を付ける必要もありません。なせなら緊張感を持ってもらうことが1番重要だからです。
親御さんに自宅で行ってもらった結果、みなとくんは答え1つ、1つに緊張感をもち、間違えた問題についても再考できるようになりました。

うっかりミスは、答えがわからないことと同じこと。
だから答えがわかるものは、ミスしないようにしてるんだ!
英検4級に合格!うっかりミスを克服した日!

うっかりミスが多かったみなとくん。英検当日はどんな様子だったのでしょう。当日の様子から合否の発表まで詳しく紹介しますね。
試験当日は問題の解き方の流れを確認

自信がない答えや長文読解問題は、最後の見直しが大事だったよな。

めぐみ先生からのアドバイス、しっかり覚えてる!
英検4級の試験当日は、親御さんに問題の解き方の流れを確認してもらいました。
うっかりミスを防ぐには、危機感をもった見直しを習慣化させることが大切です。
自信のない問題に印をつけ、長文読解問題は見直しが大事なパートで、みなとくんも声に出して流れを確認していたそうです。
うっかりミスを克服できた英検当日

英検の試験はどうだった?

うっかりミスをしないように頑張れたよ!
英検当日を迎えたみなとくん。いつもは試験の感想しか話さないのに、この日はこんな言葉を話してくれたそうです。
うっかりミスをする子の多くは、英語力も高い子が多く、自信を持っているので勉強すれば伸びていきます。だからこそ、うっかりミスを克服させてあげたいのです。
またこの言葉が出てきたということは、危機感をもった見直しが習慣が身についた証なのです。
試験当日に緊張してしまうお子様は、「【合格ブログ】英検5級!小学生が初めての英検に挑戦!」の記事も参考にしてください。
英検4級も無事に1発合格

みなとくん、英検4級の試験結果が届いたよ!

え!どうだった?受かってた??

英検4級、合格だったよ!しかもスコアも高かったです!

やったー!!英検4級、合格だ!しかもスコアもいいぞ!
英検の合否の発表をみなとくんに伝えるときがやってきました!合格の発表は、いつも生徒の反応が楽しみで、嬉しい瞬間です。
今回の英検でみなとくんに経験させてあげたかったことは、うっかりミスを減らしてあげて、十分な英語力を点数に反映させてあげることでした。
合否についてはあんまり気にしてなかった様子に見えるクールなみなとくん。英検4級の合格を伝えてあげると、パッと明るくなった表情とともに、「次の英検3級も受けてみたい!」そんな言葉も自然と話してくれました!
お子様がうっかりミスを克服した保護者の声


緊張感をもった見直しが習慣化したことで、うっかりミスも減り、学校のテストの点数も上がりました!
みなとは、答えはわかっていつものの、うっかりミスをして間違えることが多く、「ちゃんと見直ししなさい!」と、ついつい怒ってしまっていました。
そんなときに英検4級の受験をきっかけに、改めてめぐみ先生に相談をしました。
めぐみ先生はまずうっかりミスもついての考え方を教えてくださって、みなと自身のうっかりミスを減らしたいという自主性が育っていきました。
その結果、見直しが習慣化してくれたので、私は家で1度だけ採点するだけで、あとはみなとが勝手に努力をしてくれるようになりました。
みなとは学校のテストでも、うっかりミスが多かったので、結果的に学校のテストの点数も上がって、感謝しています!
めぐみ先生が解説するうっかりミスを克服できた3つのポイント

ここではみなとくんの経験から、うっかりミスを克服できる3つのポイントを解説します。
みなとくん自身がうっかりミスをしたくないと思えた
自主的に行い習慣がするためには、お子様に目的を深く理解してもらう必要があります。
「うっかりミスは答えがわからなかったことと同じこと」
この言葉を聞いた時に、みなとくんは「それは嫌だ!もったいない!」と深く感じたようです。この思いをきっかけに、見直しの習慣化が始まっていきました。

言われたことをやるだけでは、やはり継続した行動にはなりません。やる目的を深く理解させてあげてたいですね。
親御さんが素直にアドバイスを行ってくれた
お子様の習慣化を伸ばすには、親御さんの協力が欠かせません。みなとくんはうっかりミスを克服できたことは、親御さんの力も大きいでしょう。
今回のケースで言うと、自宅で勉強の答え合わせを1回だけ行ってもらうことです。
これを自宅て実行してくれたことにより、みなとくんは緊張感をもって、毎回解答、正解するための見直しが習慣化していったのです。

やることが簡単だったので、自宅でもできました!
実際に正答数が上がっている成功体験が経験できた
どんな勉強法も、実際にやってみて成果がでないと続けることができません。
緊張感をもった見直しは、みなとくんに確実な変化や達成感を生み出しながら、正答数を上げていきました。
その結果、継続することができて、うっかりミスを克服しながら、英検4級を合格することができたのです。
もし緊張感をもった見直しの習慣はできているのに、正答数が上がってこない場合はそもそもの英語力が足らないことが考えられます。単語力の強化など、別の勉強法を行っていきましょう。

注意深く解けるようになって、ミスすることが減ったんた!
めぐみ先生から読者のみなさんへ

「この答えわかっていたのに、なんで間違えてるの!?」
うっかりミスが多いお子様をもつ親御さんは、日々そんなもどかしさを感じていると思います。そんなお子様を心配して、声掛けしてる親御さんもいることでしょう。
うっかりミスはもったいないことなんだと、お子様自身が理解できれば、克服していくことができます。
この記事を読んでくれたあなたは、そんなきっかけとなるヒントを得ることができたと思います。そのヒントをお子様に教えてあげてください。
「ちゃんと見直しするんだよ!って言ったでしょ!?」
もうこんな言葉をお子様にかけることもなくなていくでしょう。お子様の自主性をそっと促してあげるだけで、うっかりミスは克服することができますよ。

お子様のうっかりミスの克服は難しくないですよ!
英検4級の合格、応援しています!